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 バノン前首席戦略官:「中国が力を付けているが、それは危険なことだ。中国の勢力拡大がどのように近隣国に影響を及ぼすかだ」
 トランプ政権で8月まで首席戦略官を務めたバノン氏が16日、来日し、中国の国力が増すなかで、日本とアメリカはさらに同盟関係を強めるべきだと発言しました。また、日米の株価が好調に推移していることについて、トランプ大統領安倍総理大臣の役割が大きいと指摘し、両政権の成果を強調しました。


アメリカのトランプ政権で、一時は「陰の大統領」とも言われたバノン前首席戦略官が来日し、17日、東京都内で講演しました。


この中でバノン氏は、トランプ大統領が18日に、政権発足後初めて公表する外交・軍事政策の指針「国家安全保障戦略」について触れ、「中心になるのは中国だと思う」と述べました。


さらに具体的な内容については、トランプ大統領が中国を「戦略的な競合相手になると言っている」として、安全保障戦略だけでなく、中国との貿易不均衡を是正するための戦略などが公表されるとの見方を示しました。


そのうえでバノン氏は、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」について「実現すれば、中国が卓越した権力を持つことになる。私たちはそれを覆さなければならない」と述べ、中国が周辺国への巨額の経済支援を背景に、南シナ海での軍事拠点と見られる人工島の整備を進めていることなどに触れ、中国が経済を背景に国際競争力を高めていくことに警戒感を示しました。


都内で行われている政治イベントのために来日中のバノン前首席戦略官。8月の辞任後もトランプ大統領に対し、電話で頻繁に政策を助言しているという。焦点となっている北朝鮮への対応については、中国への不満をあらわにした。


バノン前首席戦略官「中国が今まで『北朝鮮の状況を変えられない』と言ってきたことは言い訳に過ぎない。額面通りに受け取ってはいけない。中国には引き続き圧力をかけ続けなければいけない」


一方で、トランプ政権とロシアを巡る一連の疑惑については証拠がないと強く否定した。


バノン前首席戦略官「(大統領選での)ロシアとの共謀について言うなら共謀はない。しかし今捜査は幅広い範囲になっている。大統領は問題なく切り抜けられると思うが、この問題に時間とエネルギーを使われている」

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