裁判官が女子高校生殺害事件をツイート 遺族が抗議 #nhk_news https://t.co/7IzeQWeYZH
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月26日
抗議されたのは、東京高等裁判所の岡口基一裁判官(51)のツイッターです。
岡口裁判官は、2年前、東京・江戸川区で、高校3年生の女子高校生が殺害された事件で、今月1日に東京高裁の別の裁判官が被告の男に無期懲役を言い渡したあと、自身のツイッターに判決文が掲載されているホームページのアドレスを載せ、コメントを書き込みました。
コメントは、「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男 そんな男に、無残にも殺されてしまった17歳の女性」という内容でした。
岡口基一裁判官(51)は、平成6年に任官し、東京地方裁判所などを経て、現在は東京高等裁判所で民事裁判を担当しています。
民事裁判に関する著書があり、ツイッターでは司法関連などのニュースをリツイートしたり、鍛えた体の写真を投稿したりしていて、中には白い下着姿の写真もあります。去年6月には、ツイッターに投稿した画像などをめぐって東京高裁から注意を受けていました。
東京高等裁判所の吉崎佳弥事務局長は、「文書の内容を精査し、事実関係を確認したうえで適切に対処したい」とコメントしています。
また、裁判所のホームページに判決文を掲載していたことについては、性犯罪などの判決は掲載しないという内部のルールに反していたことがわかったということで、「直ちに非公開の措置を講じ、ご遺族の代理人におわびした」としています。