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#経済統計#リフレ#アベノミクス


日銀は今月20日と21日に開いた金融政策決定会合で、今の大規模な金融緩和策を維持しましたが、28日、この会合で9人の政策委員から出された「主な意見」を公表しました。


それによりますと、会合では、2%の物価上昇率の実現に向けて強力な金融緩和を続けていくことが重要だという意見が相次ぎました。


こうした中、1人の委員から、今後、景気の回復や物価の上昇が続くと見込まれる場合には、金利水準の引き上げを検討する必要性が出てくるという意見が出されたことがわかりました。


日銀は、現在、短期金利ではマイナス金利政策を、長期金利は0%程度で推移するよう政策運営していますが、今回、出された意見は、今後、金利の誘導目標の引き上げを検討する可能性に言及した形です。


アメリカやヨーロッパの中央銀行は、物価上昇率が2%に届く前に利上げや金融緩和の縮小など、政策の転換を進めており、今後、日銀でも委員の間で金利の誘導目標の引き上げをめぐる議論が活発化していくのか注目されます。

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