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ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」では、長野県上田市にある店舗を先月利用した4人が下痢などの食中毒の症状を訴え、保健所は今月10日、腸管出血性大腸菌O121による食中毒と断定し、3日間の営業停止処分としました。

厚生労働省によりますと、このケースを含め、先月10日から23日にかけてモスバーガーの19の店舗を利用した客合わせて28人が同じ症状を訴えて医療機関を受診していました。

このうち9つの店舗を利用した12人から検出したO121の遺伝子の型が一致したということです。

入院した患者もいましたが、いずれも重症ではなく、快方に向かっているということです。

モスバーガーを運営する「モスフードサービス」によりますと、食中毒の症状を訴えた患者が利用していたのは栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野の8つの都県の店舗だということです。

モスフードサービス」は、「本部から納入した食材が原因となった可能性が極めて高い状況で、多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをおわび申し上げます」としています。

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