米国防総省 サイバー空間の戦略公表 中ロに強い警戒感 #nhk_news https://t.co/PxqfsHAqAT
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月19日
アメリカ国防総省は、トランプ政権では初めてとなるサイバー空間における戦略を19日までにまとめ、公表しました。
新たな戦略では、中国がサイバー攻撃を通じてアメリカから継続的に機密情報を抜き取っていると指摘したうえで「アメリカ軍の優位性と経済の活力をむしばんでいる」などと分析しています。
また、ロシアについても選挙干渉などを念頭に「情報操作を通じて国民に影響を与え、民主主義を攻撃している」と指摘し、中国とロシアを名指しして強い警戒感を示しています。
そのうえで両国のサイバー攻撃について「アメリカと同盟国に戦略的危険をもたらす」として、攻撃を防ぐために同盟国との情報共有を進めるなど、サイバー能力を強化する方針を強調しました。
トランプ政権は、国際秩序への脅威だとする中国とロシアへの対応を最優先の課題とする国防戦略を掲げており、サイバー空間でも中国とロシアに対抗する姿勢を鮮明にした形です。