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日銀の短観は、国内のおよそ1万社を対象に3か月ごとに景気の現状や見通しなどを聞く調査で、今回は8月下旬から先月末にかけて行われました。

それによりますと、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値は、代表的な指標とされる大企業の製造業でプラス19ポイントと、前回を2ポイント下回り、3期連続で悪化しました。

3期連続の悪化は、9年前の平成21年3月の調査まで6期連続で悪化して以来です。

また、大企業の非製造業は、宿泊や飲食業などで景気判断が悪化し、前回を2ポイント下回ってプラス22ポイントと、8期、2年ぶりに悪化しました。