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アメリカの中間選挙まで3週間余りとなった12日、トランプ大統領は、中西部オハイオ州を訪問し支持者の集会で演説しました。

1時間余りにわたる演説の中で、トランプ大統領は「民主党が政権を取れば、アメリカを社会主義の国にし、国民から高額の税金を取り上げ、社会保障や仕事も取り上げるだろう」などと、野党・民主党の批判に多くの時間を費やしました。

また、トランプ大統領が連邦最高裁判所の判事に指名したカバノー氏の承認をめぐり、民主党が激しく反発したことについては、「民主党の議員は、承認に向けた議会の手続きを妨害し、遅らせ、人格攻撃をして候補者を破壊しようとしていた」と述べ、民主党の対応を強く非難しました。

中間選挙についての各種世論調査では、435のすべての議席が改選される議会下院で共和党が不利な情勢となっています。

このため、トランプ大統領としては、民主党内で支持を広げている「進歩派」と呼ばれるリベラルな考え方を持つ人たちを取り上げ、民主党を思想が極端に左に寄った「過激な政党だ」と印象づけることで保守層の支持を固め、巻き返しを図りたい狙いがあるものとみられます。