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https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/15/200310(記者殺害疑惑「サウジ政府は真相究明を」英仏独が声明)

サウジアラビア政府は捜査に協力するとして、今月11日にトルコと合同の捜査チームを立ち上げ、現地時間の15日午後7時半ごろ、日本時間の16日午前1時半ごろ、トルコの捜査チームのメンバーサウジアラビア総領事館に入り、捜索を行いました。

外交特権がある総領事館で受け入れ国の捜査員が捜索を行うのは異例のことです。

これについてアメリカのCNNと「ウォール・ストリート・ジャーナル」は事情に詳しい人物の話として、サウジアラビアの当局者が総領事館でジャーナリストを尋問した際に、誤って殺害してしまったという内容になると伝えています。

また「ニューヨーク・タイムズ」はムハンマド皇太子がジャーナリストを尋問したりサウジアラビアに連れ戻すことを承認していたと報じました。

サウジアラビア政府は一貫して殺害への関与を否定し、一連の報道に対しても今のところコメントを出していません。

サウジアラビア政府を批判してきたジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が、トルコにあるサウジアラビア総領事館で殺害されたのではないかという疑惑をめぐって、アメリカのトランプ大統領はサルマン国王と会談するため、ポンペイ国務長官を派遣しました。

ポンペイオ長官はサウジアラビアの首都リヤドに16日午前10時前(日本時間16日午後)、専用機で到着しました。

このあとサルマン国王やムハンマド皇太子と会談し、疑惑について、直接、意見を交わすことにしています。

疑惑をめぐってアメリカの一部メディアは、サウジアラビア政府が関与を認める発表を準備していると報じました。

ただ、サルマン国王は15日に行ったトランプ大統領との電話会談で、疑惑について何も知らないと主張していて、ポンペイオ長官との会談で真相究明が進むのか、注目されます。