https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

アメリカのボルトン大統領補佐官は23日、ロシアのプーチン大統領とモスクワで会談し、アメリカと旧ソビエトが調印したINF=中距離核ミサイル全廃条約を破棄するというトランプ大統領の考えを伝えました。

これについてNATOのストルテンベルグ事務総長は24日、「一方が守らない条約に効果はない。問題はロシアのふるまいにある」と述べ、条約に違反してミサイル開発を進めているとしてロシアを批判しました。

そして今週にも大使級の会合を開いてロシアのミサイル開発問題について協議することを明らかにしました。

一方で「われわれは新たな冷戦も軍拡競争も望んでいない。同盟国がヨーロッパに核兵器を新たに配備することは予想していない」と述べ、ロシアと対じするヨーロッパにアメリカなどの核兵器が新たに配備されるといった事態にはならないという見方を強調しました。

ロシアのプーチン大統領は、アメリカがINF=中距離核ミサイル全廃条約を破棄する方針を示したことについて「もしミサイルがヨーロッパに配備されたら対抗措置を取る」と述べ、アメリカと同盟関係にあるヨーロッパ諸国をけん制しました。

プーチン大統領は24日、ロシアの首都モスクワでイタリアのコンテ首相と会談したあと、記者会見に臨みました。

この中で仮にアメリカがINFを破棄した場合、ヨーロッパにどのような影響があるかと質問されたのに対して、プーチン大統領は、「もしミサイルがヨーロッパに配備されたら当然、対抗措置を取らなければならない」と答えました。

そのうえで「ヨーロッパの国々は、もし配備を許可すれば自分たちの領土が報復攻撃の脅威にさらされることを理解するべきだ」と厳しい表情で述べました。

ヨーロッパの多くの国々は、NATO北大西洋条約機構に加盟し、アメリカと軍事的な同盟関係にあることから、プーチン大統領はこうした国々がアメリカの方針を支持しないよう強くけん制したものと見られます。

欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構NATO)は25日、ノルウェーなど北欧を中心に「冷戦後最大」(ストルテンベルグ事務総長)となる5万人規模の軍事演習を始めた。ロシアの軍事的脅威が高まる北欧で存在感を示し、抑止力向上を図る。

 ロシアは国境を接するノルウェーでの大演習に神経をとがらせる。トランプ米大統領が米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄方針を表明する中、欧米とロシアの緊張が一層強まりそうだ。

 演習は11月7日まで。全29加盟国と非加盟のフィンランドスウェーデンを合わせた31カ国が参加する。

https://pbs.twimg.com/media/DqVOR12WkAA8JPx.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DqVOR12XcAAPYjh.jpg

https://pbs.twimg.com/media/DqVPGq7WkAAdgUa.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DqVPGq-WwAAayiH.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DqVPG3aW4AEnTqW.jpg

https://pbs.twimg.com/media/DqVPOYmWwAA9j_J.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DqVPOYmWkAAtA3E.jpg

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200310(「債務拡大の予算案 受け入れず」EU イタリアに再提出求める)