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FRBは24日、全米に12ある地区連銀が企業などに行った聞き取り調査を基に最新の経済報告を公表し、アメリカ経済は「緩やかに拡大している」という判断を示しました。

しかし米中の貿易摩擦が激しくなり、互いに関税を上乗せする措置の応酬によって、企業は原材料コストの上昇に直面しているとして、企業の間では消費者が購入する最終製品の価格を引き上げる動きが出ていると指摘しています。

また建設やITなどで従業員の採用が難しくなっていて、人手不足によって成長が抑えられるリスクがあるという報告がありました。

一方、トランプ政権がNAFTA=北米自由貿易協定の見直しでカナダやメキシコとの間で合意したことについて、乳製品の生産農家の間では成果が小さすぎるという受け止めが出ていると指摘しています。

市場関係者の間では、FRBは来月の金融政策を決める会合では金利を据え置くものの、景気の過熱を防ぐため12月の会合ではことし4回目の利上げを行うという見方が強まっています。