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おととしの大統領選挙にロシアが干渉したとされる、いわゆる「ロシア疑惑」をめぐっては、モラー特別検察官がトランプ陣営とロシアとの共謀がなかったかなどについて捜査を進めていて、トランプ大統領は先週、モラー特別検察官から寄せられた質問に書面で回答を提出しています。

アメリカのCNNテレビとNBCテレビが28日、関係者の話として伝えたところによりますと、おととし6月にトランプ大統領の長男のジュニア氏が「民主党クリントン氏に不利な情報を提供する」と持ちかけられ、トランプ陣営とロシア人弁護士が面会したことについて、トランプ大統領は事前に把握していなかったと回答したということです。

また大統領選挙中に告発サイト「ウィキリークス」が民主党陣営のメールを公開したことについても、トランプ大統領は事前には把握していなかったと回答したとしています。

大統領がジュニア氏らとロシア側の面会を事前に把握していたかはロシアとの共謀の有無を解明する上で重要な焦点で、捜査の行方が注目されます。

ロシア大統領府は、28日、南米アルゼンチンで今月30日に開幕するG20サミットに関するプーチン大統領の日程を発表し、この中で、米ロ首脳会談が来月1日に現地で開かれると明らかにしました。

大統領府は「ロシアは、アメリカと実務的かつ建設的な関係を構築しようと一貫して呼びかけてきた。トランプ大統領もロシアとの対話を望んでいると何度も言及している」とコメントしています。

そのうえで会談のテーマとして、核軍縮やシリア情勢、アメリカがイランに科している経済制裁などをあげました。

ただトランプ大統領は、ロシアがウクライナ海軍の艦船を拿捕(だほ)した事件を受けて、27日、米ロ首脳会談を中止する可能性を示唆しています。

ロシアとしては、欧米の経済制裁が強まるなか、プーチン大統領トランプ大統領の首脳会談を事態打開の糸口にしたい思惑があり、日程を発表したのも、会談の実現を強く望んでいることの表れとみられます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/28/200330(米ロ首脳会談中止も 米大統領 ロシアの拿捕に懸念)

アメリカの大手自動車メーカー、GMは、26日、北米にある工場のうち5つを閉鎖すると発表しました。

これについてトランプ大統領は28日ツイッターに、輸入車に高い関税を上乗せすれば「もっと多くの自動車がアメリカで生産され、GMも工場を閉鎖することはないだろう」と書き込みました。

トランプ大統領としてはGMによるリストラの発表を理由に、現在検討を進めている自動車の輸入制限措置を発動することを正当化した形です。

日本やEU=ヨーロッパ連合は、貿易の交渉を行っている間、アメリカ側が輸入車に対する関税の上乗せはしないことを確認していますが、トランプ大統領は交渉で譲歩を引き出すため、圧力をかける姿勢を示しています。

今月のアメリカの中間選挙では、議会上院で与党・共和党が多数派を維持する一方、議会下院で野党・民主党が8年ぶりに多数派を奪還しました。

アメリカのメディアによりますと、民主党は28日、非公開の会合を開き、党の重鎮のペロシ院内総務が新しい下院議長の候補に選ばれたということです。

下院議長は、大統領が職務を務められなくなった場合に大統領の職を継ぐ順位が副大統領に次いで2番目となる国の要職で、ペロシ氏は2007年から4年間、女性として初めて下院議長を務めました。

ペロシ氏は、議会の「ねじれ」の状態が来年1月から始まる中、野党が多数派となる下院でトランプ政権に対する監視機能を強化する考えを示しています。

下院議長は、来年1月に共和党の議員も含めた議会での投票で選ばれることになっていますが、民主党の中には、世代交代を求めペロシ氏の就任に反対している議員もいて、ペロシ氏が党内をまとめることができるか注目されます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/18/200000(ペローシの下院議長就任に反対する新人議員たちは引くに引けなくなってるんでしょう。ペはサンフランシスコ選出のリベラル派として知られてますが、ボルティモア市の伊系政治一家、ダレサンドロ一族出身。理想化肌というよりもゴリゴリの策士。今回も生き残ると思います。)