NHK BS1 11/29 20:00 躍動する大自然 奇跡の絶景ストーリー「北アルプス 氷河の旅」 #nhkbs1 #躍動する大自然 https://t.co/vnM6w9ewaU
— NHK BS1 (@NHK_BS1) 2018年11月29日
かつて日本に氷河は存在しないとされていたが、1999年に立山内蔵助カール内に永久凍土が発見された事が報告され、数年間の調査を経て流動と維持継続が確認された事で、2012年4月に日本雪氷学会が剱岳の三ノ窓雪渓と小窓雪渓、立山の御前沢雪渓に氷河が現存している可能性を報告した。その後、2012年6月にそれぞれ「三ノ窓氷河」「小窓氷河」「御前沢氷河」を呼称とすることで同意した。これにより、カムチャツカ半島とされていた極東の氷河の南限は日本の富山県・立山連峰となった。
2018年1月には、長野県と富山県にまたがる北アルプス(飛騨山脈)の一部である鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓(長野県大町市)が氷河であることが、現地調査結果をまとめた論文が複数の研究者の審査の後に学会誌『地理学評論』(2018年1月号)に掲載されたことで確定。カクネ里雪渓が日本では4例目となる氷河となった。この論文をまとめた調査団は、富山県上市町に位置する剱岳の池ノ谷(いけのたん)雪渓と、立山町にある立山内蔵助(くらのすけ)雪渓も氷河と判断しており、2018年1月時点で日本国内の氷河は最大6カ所となる。