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2018年11月27日(火) 19:00~19:55

第12話「尻毛の長右衛門」

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2018年12月3日(月) 19:00~19:55

第13話「尻毛の長右衛門」

 布目の半太郎(堤大二郎)は、薬種問屋、橋本屋の下女・おすみ(水野真紀)と恋仲にいる。二人は、盗賊尻毛の長右衛門(小林昭二)の配下で、半太郎はつなぎ、おすみは引き込み女だった。

 つなぎと引き込み女の恋愛はご法度だが、半太郎はいずれ長右衛門の許可を得ておすみと結婚するつもりだった。長右衛門は、人を殺さず女を犯さない盗賊で、半太郎は深く尊敬していた。

 ある日、長右衛門が「三十あまりも年下の女を女房にしようと思う」と言う。何と相手はおすみだった。長右衛門は、おすみの母親おしんを愛人にしていた。おしん亡き後、長右衛門はおすみの親代わりだった。おしんに似てくるおすみを、次第に女として見るようになった。

 久栄(多岐川裕美)が風邪をこじらせた。長谷川平蔵中村吉右衛門)の頼みで、密偵のおまさ(梶芽衣子)が薬を橋本屋に取りに向かう。そこでおすみを見たおまさは、おしんとそっくりなのに驚き、長右衛門が橋本屋を狙っていると直感する。

 平蔵もその意見を聞き、配下の同心や粂八(蟹江敬三)らに橋本屋を見張らせる。半太郎の隠れ家も突き止めた。

 半太郎は悩んだ。しかし、お頭と争うことはできないと、手紙ですべてを長右衛門に告白し旅に出る。そして、その半太郎の後を平蔵がつけるが…。

おすみ「だから、その訳が聞きたいんです。あの人の口からちゃんと。」

おまさ「おすみちゃん、まだ若いから。惚れた者どうし、何でも打ち明けられるはずだって思うかもしれない。でも、心底惚れた相手だからこそ何も言わずに身を隠さなきゃならないことだってある。ましてや、私たちみたいな暮らしの者には、言うに言えない、いえ、言ってはならない」

おすみ「言えないことがあるんなら、始めから何も言ってくれなきゃよかったんですよ。」

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平蔵「いや、しかし、それにしても、若い女というものはずいぶんと思い切ったことをするものよのう」
久栄「若いおなごには誰しも、何をしでかすか知れない烈しいものがあるのではござりませぬか?ただ、それを表に出すかどうかの違いでござりましょう」

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https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/02/200100(説明を拒む小室圭さんに結婚の資格はない)