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FRBは5日、全米に12ある地区連銀が企業などに行った聞き取り調査を基に最新の経済報告を公表しました。

それによりますとFRBは、ほとんどの地区で景気は緩やかに拡大しているという判断を示したものの、一部の地区では減速しているとしています。

一方、米中の貿易摩擦による関税の上乗せの応酬によって、原材料の仕入れなどのコストの上昇が製造業や建設業、小売業、それに飲食店など広い範囲に及んでいると指摘しています。

そのうえで米中の関税の上乗せの応酬や、金利の上昇、それに人手不足の影響によって、景気の先行きに対する不透明感が増していることから、一部で楽観的な見方が後退していると指摘しました。

市場関係者の間では、FRBが今月の会合でことし4回目の利上げに踏み切るという見方が多くなっていて、来年の利上げのペースを現在の年間3回という想定から見直すかどうか注目が集まっています。