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台北市では20日、2010年から上海市との間で続く都市間交流のフォーラムが開かれ、上海市の周波副市長が出席しました。

中国は、独立志向が強いとみなす民進党蔡英文総統を批判し、台湾との公式な対話を断っていますが、中国との交流に前向きな無所属の柯文哲氏が市長を務める台北市との都市間交流は続けていて、今回、上海市は過去最多となる130人の訪問団を組みました。

周副市長は、中国と台湾の関係について「同じ家族だという理念のもと、都市間で多くの成果を残し、関係を平和的に発展させよう」と述べ、都市間交流を通じて中台関係を推し進めていくべきだと強調しました。

中国は、先月行われた台湾の統一地方選挙で、中国に融和的な姿勢を示す野党・国民党の候補者が多く当選したことを受けて、「1つの中国」の原則を受け入れることを前提に地方交流を強化する姿勢を示していて、台北以外でも地方間の交流を模索する動きが出ています。

中国としては、地方都市と交流を推進することで、「1つの中国」という考え方を受け入れていない蔡政権をけん制し、孤立化させるねらいがあるとみられ、蔡政権側は交流がどこまで広がるのか注視しています。

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