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トランプ政権は、19日、シリアに展開するアメリカ軍の部隊が撤退を開始したことを明らかにし、トランプ大統領ツイッターで「ISに勝利し、打倒した」と宣言しました。

これに対し、アメリカ議会では与野党からISが勢いを取り戻したり、イランやロシアが影響力を増したりして混乱が拡大するという懸念が広がっています。

民主党下院トップのペロシ院内総務は20日の記者会見で「決定は危険なもので、プーチン大統領へのクリスマスプレゼントだ」と皮肉を込めて決定を批判しました。

しかしトランプ大統領20日ツイッター「撤退は長年訴えてきたことで驚くことではない。アメリカは何の見返りもないのに中東の警察官でありたいだろうか」と書き込み、決定は公約を実現させたもので、正当だと強調しました。

そのうえで「これからはロシアやイラン、シリアがISと戦わなければならない」と投稿し、「ISを打倒した」とするみずからの宣言とは矛盾する内容の主張を展開しました。

今回の決定をめぐってはトランプ大統領マティス国防長官らの反対を押し切る形で独断で進めたと伝えられていて、今後の政権運営に悪影響を与えるという見方も出ています。

ロシアのプーチン大統領は、20日の記者会見でアメリカ軍が中東のシリアから撤退を開始したことについて、「過激派組織IS=イスラミックステートに勝利したとするトランプ大統領の考えに全面的に賛成する」と支持を表明しました。

ロシアとアサド政権にとって、敵対する反政府勢力を支援してきたアメリカ軍の撤退は、シリア内戦における事実上の勝利を意味します。

一方でプーチン大統領は、アメリカはアフガニスタンからの撤退を表明しながら、今も残っている」と指摘し、アメリカ軍がシリアから完全に撤退するかどうか、慎重に見極める考えを示しました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/20/200240アメリカ軍 シリアからの撤退開始)

アメリカの複数のメディアは20日、トランプ政権が、アフガニスタンに駐留しているアメリカ兵約1万4000人の兵力の大幅な削減を検討していると伝えました。

最終的な方針はまだ固まっていないとされる一方、有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は、兵力の約半数の7000人を撤退させる方針だと報じています。

トランプ大統領は今週、過激派組織IS=イスラミックステートを打倒したとして、シリアからアメリカ軍を撤退させる方針を明らかにしたばかりです。

アメリカの別の有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、トランプ政権高官の話として、トランプ大統領がいかに真剣に紛争から手を引きたいかを示している」と報じています。

アフガニスタンをめぐっては、トランプ大統領は当初、アメリカ軍の撤退を検討していましたが、マティス国防長官らに説得されて去年、撤退を見送り、部隊を増派していました。

しかし、アフガニスタンでは、その後も治安が改善せず、トランプ大統領は不満を募らせてきたとも伝えられています。

ただ、アメリカ軍の大幅な削減は、アフガニスタンの治安や現地に部隊を送る同盟国との関係にも影響を与えるだけにトランプ大統領の判断が注目されます。

トランプ大統領20日ツイッターで「まもなく新しい国防長官を指名する」として、マティス国防長官が来年2月末に辞任すると明らかにしました。

マティス長官は、アメリ海兵隊の元大将で、湾岸戦争アフガニスタンでの軍事作戦、それにイラク戦争などで前線の部隊を率いました。

マティス長官をめぐっては、トランプ大統領が、イランの核合意からの離脱や、宇宙軍の創設に関する決定、シリアからのアメリカ軍の撤退などいずれもマティス長官の意向を無視する形で決定を下したことで関係が悪化していたと伝えられ、辞任するという臆測が出ていました。

トランプ政権では閣僚や高官の辞任や解任が相次いでいますが、マティス長官は政権の発足当初から要職にあった数少ない存在で、国際協調を重視してきたマティス長官の辞任によって、アメリカの今後の安全保障政策に大きな影響が出ることも予想されます。