https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

日本と韓国の関係は、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる判決や、日韓合意に基づく元慰安婦を支援する財団の解散の発表などを受け、ことし10月以降、急速に悪化しています。

こうした中で、20日石川県の能登半島沖の日本海海上自衛隊のP1哨戒機が韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーの照射を受けていたことが明らかになりました。

射撃管制用レーダーはミサイルなどを発射する際に使われるもので、政府は「不測の事態を招きかねない極めて危険な行為だ」として韓国側に抗議し、再発防止を求めました。

岩屋防衛大臣は21日夜、「まずは韓国側から説明を聞き、日韓関係に影響を与えないようコントロールしていきたい」と述べました。

ただ、外務省幹部は「友好国なのにありえない事態だ」と述べ、さらなる関係悪化に懸念を示しました。

一方、韓国国防省は「正常な作戦活動中にレーダーを運用したが、日本の哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」とする声明を発表し、関係者は照射は遭難している北朝鮮の船舶の救助活動が目的だったと説明しています。

政府は韓国側の意図を分析するとともに、24日、ソウルで行われる外務省の局長級協議で改めて抗議し、再発防止を要請することにしています。

韓国国防省は21日夜、海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射について、「通常の作戦中にレーダーを運用したが、日本の哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない。誤解が生じないよう、日本側に十分に説明する」と声明を発表した。

 韓国海軍関係者は読売新聞の取材に対し、「遭難した船舶がいたためレーダーを使用したところ、日本の哨戒機が瞬間的にレーダーの範囲内に入った」と述べた。

20日の午後3時ごろ、石川県の能登半島沖の日本海の上空で、警戒監視の任務に当たっていた海上自衛隊のP1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーの照射を受けました。

防衛省によりますと、海上自衛隊が当時の状況を調べたところレーダー照射は複数回にわたって確認され一定時間続いていたことが分かったということです。

射撃管制用レーダーはミサイルなどを発射する際に目標に照準を合わせて追尾するために使われるもので、今回、哨戒機はレーダー照射を受けて回避する行動をとったということです。

自衛隊の複数の幹部は、上空を飛行する航空機に対し複数回、かつ一定時間レーダーが照射される状況は偶然とは考えにくいとしたうえで、「韓国軍とは従来から良好な関係にあり、状況を詳しく知る必要がある」としています。

防衛省は当時の状況についてさらに詳しく分析することにしています。

防衛省20日、石川県の能登半島沖の日本海海上自衛隊のP1哨戒機が韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーの照射を受けたと発表しました。

これに対し韓国国防省は「日本の哨戒機を追跡する目的でレーダーを運用した事実はない」と説明し、関係者は遭難した北朝鮮の船を捜索するため駆逐艦がレーダーを使ったと主張しています。

これに関連して韓国統一省と軍の関係者は22日、20日日本海で韓国軍の駆逐艦が遭難した北朝鮮の船に乗っていた3人を救助し、1人の遺体とともに南北の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)を通じて北朝鮮側に引き渡したと発表しました。

この問題について韓国メディアは韓国軍の関係者の話として、「レーダーの範囲内に日本の哨戒機が入ってきたものだ」とか「日本政府の反応は多少、行きすぎだ」などと伝えているほか、「徴用」をめぐる裁判や慰安婦問題で日韓関係が冷え込んでいることが「日本側の強硬な反応」につながっているなどと分析しています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/21/200218自衛隊機が韓国軍からレーダー照射)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/17/200210(橋下氏、徴用工問題の解決に向け持論「こういうことを言うと売国奴だと言われる…」)