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中国とインドは去年、国境地帯で、中国が進めようとした道路建設をきっかけに、両国の軍が2か月以上にわたってにらみあうなど対立し、ぎくしゃくした関係が続きました。

その後、双方の軍は撤退し、両国の政府が関係改善を模索してきましたが、21日、インドの首都ニューデリーを訪れた中国の王毅外相と、インドのスワラジ外相が会談し、文化や教育、それに観光など10の分野で交流を強化していくことで合意しました。

会談後の記者会見でスワラジ外相は「政治的な立場の違いはあるものの、両国の目指す目標は一緒で、それを達成することで人々の生活水準を向上させることができる」と述べたのに対し、王外相は「両国の関係は強まっていて歴史的な段階に入っている」と応じ、固い握手を交わして友好ムードを演出しました。

インドとしては、主要な貿易相手国の中国との関係を安定させることで好調な経済を維持するねらいがあり、中国としてもアメリカとの貿易摩擦が激しくなる中、新興国うしの連携を深めたいとみられ、両国の思惑が一致した形です。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/17/200232(中国による「借金漬け」のモルディブ インドが財政支援へ)
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