プーチン氏 大統領選へ本格的な活動スタート #nhk_news https://t.co/CEoULfuTfr
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年1月10日
ロシアのプーチン大統領は10日、ことし3月に行われる大統領選挙に向けてモスクワに選挙対策本部を開設し、スタッフらと会議を開きました。
この中で、選挙対策の共同責任者として、子どもたちの教育施設や医療研究センターの代表など3人を選び、若者の将来に責任を持ち、医療や福祉の向上に務める姿勢をアピールする狙いがあると見られます。
また、これに先立ち、プーチン大統領は、北西部のトベリ州にある列車の車両製造工場で従業員たちと懇談し、ロシア経済は上向いているなどとこれまでの実績を強調しました。
今回の選挙では、80%以上の支持率を維持するプーチン大統領が勝利する公算が高いと見られていますが、有権者からは、長期政権に対する飽きや強権的とも言われる政治運営に批判の声も出ていて、野党勢力の指導者が抗議集会を開くなどして若者に支持を広げようとしています。
プーチン大統領としては、選挙で、高い投票率の中、支持を集めることが再び6年間、国のかじ取りを担うことの正統性につながると見て今後、ロシアの各地を回るなど支持を訴えていくものと見られます。