英仏首脳 移民対策やイスラム過激派に対する軍事協力で合意 #nhk_news https://t.co/A37fuL1FWh
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年1月18日
イギリスのメイ首相とフランスのマクロン大統領は18日、ロンドン近郊の陸軍士官学校で首脳会談を行い、治安や防衛のほか文化や技術革新など幅広いテーマについて意見を交わしました。
マクロン大統領がイギリスを訪れるのは、去年5月の就任以来初めてです。会談では、英仏海峡を挟んだフランス側の町に中東やアフリカから多くの移民が押し寄せている現状を受けて、イギリスがフランスに対し監視カメラやフェンスを増強する資金を拠出することで合意しました。
また、フランス軍が西アフリカを中心としたサヘル地域で行っているイスラム過激派組織に対する軍事作戦について、イギリス軍もヘリコプターを派遣することが決まりました。
会談後の記者会見でメイ首相が「EU=ヨーロッパ連合から離脱しても、イギリスはフランスのパートナーであり友人であり続ける」と呼びかけたのに対し、マクロン大統領も「制度の変更によってわれわれの歴史は影響を受けない」と応じ、英仏の友好を演出しました。
ただ、マクロン大統領はイギリスのEU離脱後の経済について問われると、「EUの単一市場を守ることが大事だ」として、イギリスを特別に待遇する譲歩はしない姿勢を示しました。