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 そもそも、組織における出世などいい加減なものです。
 ほとんどが、たまたまそうなっただけ。たまたま、自分の直属の上司が出世したから、それに引っ張られて自分も出世した。たまたま、年次的に適任者がいなかったからお鉢が回ってきた。そんなものです。

 私が社長時代に意識していたのは、“反体制派”とのパイプをもつことでした。たとえば、何らかの理由で「保守本流」の出世コースから外れた人物。「保守本流」から外れた人は、かえって「保守本流」を冷静に観察しているものです。だから、非常に鋭い観察をしていることがある。あるいは、定年間際の人々も貴重なアドバイザーになります。彼らは、「自分はすでに“上がった”」と思っているから、ある意味恐いものなし。後先考えることなく、ズバズバと本質を語ってくれます。

ここ三十年の日本企業は「「保守本流」の出世コースから外れた人物」が出世していて、「“反体制派”」の中に「保守本流」がいる。