ロシアでのシリア和平会議 仲介役の国連が参加へ #nhk_news https://t.co/akPDp5CtMi
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年1月27日
シリアのアサド政権を後押しするロシアは、反政府勢力を支援するトルコなどと協力して、今月29日から2日間の日程で、政権側と反政府勢力を、ロシア南部のソチに招いて和平会議を開く予定です。
これに対し、反政府勢力の主要なグループは、ロシア主導で国連が仲介する和平協議にとってかわろうとしているとの警戒感から、27日、ボイコットすると発表しました。
一方で、国連は、27日、声明を発表し、グテーレス事務総長が、ロシア政府の招待を受け入れ、和平会議にデミストラ特使を参加させることを決めたと発表しました。声明では、「国連が仲介する和平協議に貢献するものだ」というロシア側の説明を考慮したとしており、これまでの和平協議を補完する取り組みと位置づけています。
国連としては、進展が見られない和平の動きを少しでも前進させたい考えですが反政府勢力の主要なグループが欠席する中、ロシアでの会議でどれだけ成果を出せるかは不透明な状況です。