中国「断固反対」 米トランプ政権の新核戦略 #nhk_news https://t.co/Fk4Mc2qo7K
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年2月4日
アメリカのトランプ政権は2日、中長期の新たな核戦略を発表し、この中で核戦力の増強を進めるロシアや中国の脅威に対抗するため、「低出力核」と呼ばれる威力を抑えた核兵器を増強するなど、抑止力を強める必要があるなどとしています。
これについて、中国国防省の任国強報道官は4日、談話を発表し、「中国の発展の意図をむやみに推測し核の脅威を誇張していて、断固たる反対を表明する」と批判しました。そのうえで、新たな核戦略の中で、中国について能力や保有数、防衛力のあらゆる面で核戦力の増強を進めているとしていることなどを念頭に、「中国は核兵器の発展について一貫して、極めて抑制的な態度をとっていて、国家の安全に必要な最低限の水準に保っている」と反論しています。
そして、アメリカは世界最大の核の武器庫を保有する国家だと指摘したうえで、「冷戦思考を捨て去り、核軍縮における特殊で優先的な責任を適切に担い、中国の国防と軍隊の建設を客観的に捉えるよう望む」などとしています。