シリア 首都近郊で政権側が空爆 2日間で100人以上死亡 #nhk_news https://t.co/pIVPYhMwYO
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年2月7日
シリアのアサド政権は、首都ダマスカス近郊の反政府勢力が支配する東グータ地区に対し、このところ空爆や砲撃を一段と強化しています。
イギリスを拠点にシリアの内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、一連の攻撃で、6日には子ども19人を含む市民80人が死亡したほか、7日にも子ども12人を含む市民30人が死亡したということで、この2日間で市民の死者は100人を超えました。
東グータ地区をめぐっては、去年、アサド政権と反政府勢力がロシアやトルコなどの仲介で停戦に合意しましたが長続きせず、内戦で圧倒的優位に立つアサド政権は、首都の周りから反政府勢力を排除しようと攻勢を強めています。
また、この地区では先月、有毒の塩素ガスが使われた疑いのある攻撃もあり、国連人権理事会の調査委員会が調査を始めています。