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中国軍は9日、最新の戦闘機「殲20」を空軍の作戦部隊に配備したと発表しました。


中国軍は「殲20」について、ステルス戦闘機として自主開発したものだとしていて、どの部隊に配備したのかは明らかにしていませんが、今後、東シナ海や、領有権をめぐる争いのある南シナ海などで運用すると見られています。


中国空軍の報道官は発表の中で、「空軍の総合作戦能力を一段と引き上げ、国家主権と安全、領土を守る神聖な使命を担う助けとなる」として配備の意義を強調しています。


軍の近代化を進める中国は今月7日にも、ロシアから購入した最新鋭の戦闘機「スホーイ35」を南シナ海での任務に参加させたと初めて発表しています。


中国共産党系の新聞「環球時報」は「スホーイ35は南シナ海でもめ事を起こす国を震え上がらせ、殲20が南シナ海を巡航すれば、その力はさらに増すだろう」などと専門家の見方を伝えています。


中国としては、軍の近代化を内外にアピールするとともに南シナ海などでの軍事的影響力の拡大をはかる狙いがあると見られます。