ネタニヤフ首相を収賄罪で起訴勧告 辞任圧力強まるか #nhk_news https://t.co/f9F2zXYplh
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年2月13日
イスラエルの警察はネタニヤフ首相が複数の実業家から高額のシャンパンや宝石などを受け取り、見返りに相手の事業への便宜を図っていた疑いで首相本人に事情聴取をするなど捜査を行ってきました。
その結果、警察は13日夜、立件に十分な証拠がそろったとして検察に収賄の罪で起訴するよう勧告したと発表しました。
これに対してネタニヤフ首相はビデオ声明を出し、「警察の捜査は根拠がなく、ばかげた発表だ。私はこれからも責任を持って国を率いていく」と述べ、政権を堅持する構えです。イスラエルの検察は今後、数か月をかけて起訴するかどうか、判断すると見られています。
ネタニヤフ首相は通算で合わせて12年におよぶ長期政権を率い、占領下に置くパレスチナや敵対するイランに対し、強硬な姿勢をとり続けています。
一方、イスラエル国内ではこのところ汚職疑惑をきっかけにネタニヤフ首相の辞任を要求する抗議デモが続いていて今後、辞任圧力がさらに強まり中東情勢に影響が及ぶことも予想されます。