ネパール新首相に左派政党のトップ 中国と関係深めインド反発も #nhk_news https://t.co/C2uchxcF5S
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年2月15日
ネパールでは王制の廃止に伴って、3年前に制定された新しい憲法のもとで初めてとなる議会選挙が去年行われ、いずれも左派で中国寄りとされる「統一共産党」と「ネパール共産党毛沢東主義派」の連合が6割を超える議席を獲得し、勝利しました。
これを受け、「統一共産党」のトップで元首相のオリ氏が15日、新しい首相に就任しました。
中国とインドの両大国に接するネパールをめぐっては、歴史的に関係の深いインドが経済支援を続けるなど関係の維持に努めてきましたが、近年は中国が巨大経済圏構想「一帯一路」を通じて、インフラ整備を支援するなど急速に存在感を増しています。
オリ新首相は2015年から2016年にかけて首相を務めていた際、インドと対立して中国への接近を図ったこともあり、今後、ネパールの新政権が中国との関係を深め、インドが反発することも予想されます。