ISが勢力取り戻さぬよう軍事支援強化へ NATO #nhk_news https://t.co/tlgGY9pL4X
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年2月15日
NATOは、15日、本部があるベルギーの首都、ブリュッセルで2日目の国防相会議を開き、過激派組織ISの掃討作戦で荒廃したイラクへの支援などについて協議しました。
会議では、イラク政府や有志連合の要請に基づいてNATOとして治安部隊の能力を高める軍事訓練を実施することや要員の増強などの支援強化を決めました。
NATOのストルテンベルグ事務総長は記者会見で、イラクとシリアでのISの支配地域は98%が解放されたとしたうえで、「今こそ奪い返したものを確実にすべき時だ」と述べ、支援強化の意義を強調しました。
イラクに対しては国際社会が日本円にして総額3兆円余りの融資や投資を表明するなど復興に向けた動きが始まっていてISが再び勢力を取り戻さないよういかに治安を安定させ、復興を軌道に乗せるかが課題となっています。