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 ハイテク業界の労働者や起業家からも、サンフランシスコのベイエリアから転出したか転出を予定しているとの声が聞かれる。理由にあげられているのは、異質な社会的価値観や政治的イデオロギーを受け入れない雰囲気だ。同地は集団思考や画一性のせいで、生活や仕事がしづらい場所になっているという。


 10年前にベイエリアからロサンゼルスに移ったエンジェル投資家のトム・マキナニー氏は「サンフランシスコの政治は少し狂ってきたと思う」と話した。さらに、「トランプ氏の当選は超二極化(の表れ)であり、シリコンバレーがいかにずれているかを浮き彫りにした。このずれについてはピーター(ティール氏)も話していた」と述べた。自身は財政については保守派だが社会的にはリベラルだと考えている。


 ハイテク投資家でベストセラー「4 Hour Workweek(週4時間労働)」の著者ティム・フェリス氏は昨年12月、テキサス州オースティンに移った。17年間暮らしたベイエリアでは、極端なリベラル思想に従わない人は罰せられると感じたことも理由のひとつだ。


 フェリス氏は最近、インターネット掲示板のレディットで、シリコンバレーの人々が「職を失うことや人前で非難されることを恐れて公然とうそをつく」と述べた。自身は社会的にはリベラルだというフェリス氏は、オースティンが「アート、音楽、映画、テクノロジー、フードなどの面で素晴らしく進展している」とし、人々も「一般にずっとフレンドリーだ」と付け加えた。

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