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単一の宗教施設で年間の参拝客が世界一多いのは、東京の浅草寺なのだ。

鈴木という姓も、もともとは紀州熊野神社の伝道者が「鈴木氏(うじ)」と呼ばれたことに由来する。


熊野信仰が全国に広まるにつれて鈴木氏も全国的に増えて行き、やがて明治8(1875)年、天皇家を除く全国民が姓を名乗ることに決まった際、一斉に鈴木さんが湧いて出た(失礼!)というわけだ。

ここで考えていただきたいのは、日本で1,2を争うほど多い鈴木姓が、熊野信仰すなわち神道にルーツを求められるということと、なによりも当の鈴木さんの大半が、おそらくはそのような由来を知らないであろう、日本の宗教的現実である。これが、日本人の宗教観のよいところだと、私は本当に考えている。

それ以上に大事なことは、神社仏閣は誰が訪れようと一向にかまわない場所なのだということだ。


先の大戦インドネシアに侵攻した日本軍は、占領地に神社を築き、イスラム系の人たちに対しても皇居遙拝を強要した。現代の日本人が、自らを「無宗教」と規定するのを好み、神道や仏教が生活に根ざしていることを認めようとしないのは、過去の国家神道に対する反省も、いくらかは含まれているのかも知れない。

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