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トルコのゼイベクジ経済相は、アフリカや中東地域での道路や発電所などのインフラ建設事業で協力関係を深めるため日本を訪れていて、13日、東京都内でNHKのインタビューに応じました。


途上国が多く、今後の国造りに向けて需要の拡大が期待されるアフリカのインフラ市場では、中国が50%余りのシェアを占めて圧倒的な存在感を示す一方で、トルコのシェアは5%、日本は1%未満にとどまっています。


ゼイベクジ経済相は「トルコの建設業界はアフリカや中東地域で実績と経験があり、日本の技術力と合わせれば巨大な市場でリードできる。中国よりはるかに強い存在になれるだろう」と述べ、両国の協力関係を強めることで中国にも対抗できるという認識を示しました。


また、2014年から両国の間で交渉が続くEPA=経済連携協定について、早ければ年内の妥結を目指すとしたうえで、「工業製品や農産物、サービス業など包括的で完全な自由化が理想的だ」と述べ、関税などの障壁が完全に撤廃されることに期待を示しました。