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中国人民解放軍カンボジア国軍は、17日からカンボジア南部のコンポンスプー州で、双方合わせて500人の兵士が参加する合同軍事演習を始めました。


両国の合同軍事演習はおととしに続いて今回が2回目で、演習に先立ってカンボジア国軍のポル・サルーン最高司令官は両国の兵士を前に、「中国は今、カンボジアの発展を経済的に支えてくれているだけでなく、カンボジアの軍の強化に向けても、装備と資金両方の面で多大な支援をしてくれている」と述べ、中国の支援に対する感謝を示しました。


カンボジアの国営メディアによりますと、おととしの訓練は災害救助などが中心でしたが、今回はテロ対策に重点を置き、人質の救出や化学兵器への対応、また、戦車を使った戦闘の演習などが予定されているということです。


カンボジアにとって中国は2010年以降、日本にかわって最大の支援国となり、国内の各地で中国資本による大規模開発が相次いでいます。


こうした経済支援をとおして、すでに親密な関係の両国は軍事面でも協力強化が進み、カンボジアにおける中国の影響力がさらに強まるものと見られます。