皇太子さま ブラジルで農業施設視察や日系人代表と懇談 #nhk_news https://t.co/ARhKDsrHgD
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月18日
皇太子さまは現地時間の18日朝、ブラジルの首都ブラジリアに到着し、午後には郊外にある農業の研究施設を訪問されました。
1975年に設立されたこの施設は、日本の技術協力を受けながら土壌や品種の改良を進め、農業に不向きだったブラジル内陸部を世界有数の農業地帯に発展させてきました。皇太子さまはコーヒーや大豆などの栽培技術を開発するための実験用の農地を視察し「水は近くの湖からも引いてくるのですか」などと熱心に質問されていました。
このあと皇太子さまは日本大使公邸で、ブラジルの各都市から集まった日系人の代表との懇談に臨まれました。ブラジルには、世界最大の200万人近い日系人社会があり、日本人が移住を始めてからことしで110年になります。皇太子さまは一人ひとりと握手を交わしながら「110周年の行事が滞りなく行われるとよいですね」、「日本の文化が普及するとよいですね」などと言葉をかけられていました。
皇太子さまは現地時間の19日、水をめぐる問題を話し合う国際会議「世界水フォーラム」に出席して、基調講演などを行われる予定です。