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ロシアの大統領選挙は日本時間の19日午前3時に全土で投票が終了し、選挙管理委員会によりますと開票率75.5%で、現職のプーチン氏が得票率76.1%と、2位のロシア共産党のグルジーニン氏を60ポイント以上引き離して圧勝する勢いです。


プーチン氏は日本時間の午前5時ごろ、クレムリン近くの広場に集まった大勢の支持者の前に姿を現し「皆さんに感謝します。ロシアには大きな成功が待っている。ロシアの名のもとに、ともに大事業を成し遂げよう」と述べ、勝利を宣言しました。


プーチン氏は65歳。2000年に初めて大統領に就任しました。通算4期目に向けた今回の大統領選挙で勝利を確実にし、2024年までロシアを率いることになります。


プーチン氏は4年前、欧米諸国の強い反対にもかかわらず、ウクライナ南部のクリミア半島を一方的に併合し、愛国心を鼓舞することで支持率を大幅に上昇させました。その後、欧米による経済制裁原油価格の下落で経済は落ち込みましたが、欧米に譲歩しない強硬な姿勢を示すことで国民に結束を呼びかけ、高い支持率を維持してきました。


選挙戦では長期政権への閉塞感(へいそくかん)から若者を中心とした抗議デモも起きましたが、プーチン氏は圧倒的な知名度と動員力に加え、有力な対立候補が不在だったこともあり、得票を伸ばしました。


ロシアの大統領選挙で、現職のプーチン大統領は、初当選した2000年以降で最も高い得票率で歴史的な圧勝を印象づけました。


その一方で、インターネット上では、投票所で不正が行われたとして各地の監視カメラの映像が相次いで投稿されました。


このうちモスクワ州にある町の投票所に設置された監視カメラの映像では、投票開始後、まもなくして担当者の女性が机の下から投票用紙を取り出し、別の女性に渡して繰り返し投票箱に入れさせている様子が撮影されています。


地区の選挙委員会は18日、投票所の責任者が直接不正に関わった疑いで警察の事情聴取を受けたことを認め、投票箱に入った投票用紙はすべて無効にしたことを明らかにしました。


ロシアでは、これまでの選挙で繰り返し投票での不正疑惑が指摘されてきたため、選挙管理委員会は、今回、全土の投票所のうち、およそ4万3000か所に監視カメラを設置し、投票の様子や開票作業をすべてインターネット上で中継しました。


ロシアの選挙管理委員会としては、選挙の透明性と公正さをアピールする狙いがありましたが、不正が根絶できないことをさらけ出す結果となりました。


ロシアの大統領選挙は、開票率が99%でほぼ終わり、選挙管理委員会によりますと、現職のプーチン大統領が得票率76.6%で当選しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180318#1521369546


この事件は今月4日、イギリス南部のソールズベリーでロシアの元スパイの男性とその娘が意識不明の状態で見つかったものです。イギリス政府は、ロシア軍が開発した神経剤「ノビチョク」を使った暗殺未遂事件だと指摘し、OPCW=化学兵器禁止機関に調査を要請し、OPCWの専門家チームが、イギリスで収集したサンプルを分析することになっています。


これについて、ロシアのプーチン大統領は18日、記者団に対し「ロシアはそのようなものは保有していない。すべての化学兵器を廃棄した」と述べ、事件への関与を全面的に否定しました。


さらに「ロシア大統領選挙やサッカーワールドカップのロシア大会の前に、誰かがこうした敵対行為をとるのはばかげている」と述べ、ロシア側には動機がないと主張しました。そのうえで「必要な捜査に協力する用意はある」と述べ、イギリス側が捜査情報を提供するのであれば、ロシアとしても真相解明に向け協力する姿勢を示しました。


この事件をめぐってはイギリスとロシアが互いに双方の外交官を追放する事態となっていて、両国の対立が深まっています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180317#1521283114
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180316#1521197138