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毎日新聞大阪本社の元経済部長、藤原規洋被告(63)は、兵庫県の男性のキャッシュカードを使って現金を不正に引き出したなどとして去年、窃盗の罪で起訴されました。


警察によりますと、その後の調べで、在職中の平成23年から6年間にわたり、窓ガラスを熱して割る「焼き破り」と呼ばれる手口で空き巣を繰り返していたほか、消費者金融のATMから現金を盗み出そうとしていた疑いがあることがわかったということです。
警察は、41件の空き巣などで現金など180万円分を盗んだとして22日追送検しました。


警察によりますと、調べに対して「盗んだ金は借金の返済に使った」と供述しているということです。


毎日新聞大阪本社によりますと、藤原被告は昭和54年に記者として採用され、経済部長のあと論説委員や編集局次長などを経て平成26年に定年退職していました。
毎日新聞大阪本社は「誠に遺憾で、お詫びします」とコメントしています。