EU首脳会議 英離脱の移行期間など承認 #nhk_news https://t.co/FxHmfHsWMd
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月23日
EUは23日、ベルギーの首都ブリュッセルにある本部で2日目の首脳会議を開き、イギリスとの離脱交渉について、イギリスを除く27か国の首脳が協議しました。
離脱をめぐっては、イギリスとEUの交渉責任者が今週、離脱後の急激な変化を緩和するため、2020年末まで移行期間を設け、その間、イギリスはEUの単一市場に残る一方、EUの政策決定には加わらないとすることなどで合意していて、首脳会議では各国首脳がこれを正式に承認しました。
また、将来のイギリスとの関係をめぐる交渉を始めることも了承し、来月から自由貿易協定などについての話し合いが始まる見通しです。
自由貿易協定に関する交渉は、イギリスが強く望んできたもので、メイ首相は「今後の交渉の弾みになるものだ」と歓迎しているほか、経済界も評価しています。
ただ、離脱後、イギリスとEUの新たな境界となるアイルランドとの国境をどのように管理するかなど、解決が先送りになっている課題もあり、離脱までおよそ1年と時間が限られる中、楽観を許さない状況が続いています。