なぜあの人は、昇進した途端ダメになった? - [新装版]ピーターの法則 https://t.co/5oErTyTdkk
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) 2018年3月27日
つまり、彼らはいずれも、有能さを発揮できていた地位から無能ぶりを露呈することになる地位へと昇進させられていたのです。
このように、職業にまつわるおびただしい数の無能の事例を分析した結果から導き出した結論が、次の「ピーターの法則」です。
階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。
もしも、十分に時間があれば――そして組織に十分な階層があるなら――すべての個人は、その人なりの無能レベルに行きつくまで昇進し、その後はそこに留まり続けることになります。そこで「ピーターの必然」は次のような帰結を予測します。
やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる。
もちろん現実問題として、すべての社員が無能レベルに達している組織にはなかなかお目にかかれません。たいていの場合、組織の表向きの目的を達成するために何らかの仕事が行われているものです。
仕事は、まだ無能レベルに達していない者によって行われている。