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熊本と宮崎、鹿児島の3県を管轄する陸上自衛隊第8師団は、今月27日、島しょ部に対する攻撃といった重大な事態に対応する高い機動力と警戒・監視能力を備えた「機動師団」に全国で初めて改編されました。


これを受けて、31日、第8師団が司令部を置く熊本市北区北熊本駐屯地で式典が開かれ、隊員などおよそ2000人が参加しました。


式典では、防衛大臣の代理として出席した福田防衛政務官から機動師団の中核部隊として組織された「即応機動連隊」の連隊長に隊の旗が手渡されたあと、第8師団の吉田圭秀師団長が福田政務官に部隊の改編が完了したことを報告しました。


このあと開かれた記者会見で、吉田師団長は「改編してすぐに任務遂行に当たれるよう訓練を重ねてきた。南西地域の防衛における抑止力の要として、この改編を絶対に成功させたい」と述べました。


今回改編された第8師団には、戦車並みの火力を備えながら時速100キロで走行でき、空輸もできる最新式の機動戦闘車が配備され、有事の際には管轄範囲を越えて対応に当たるということです。