イエメン 国連の支援拠点が焼失 食糧支援に影響も #nhk_news https://t.co/P5HUgXPYgA
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年4月2日
AP通信などによりますと、イエメン西部の港町ホデイダで先月31日、国連のWFP=世界食糧計画の倉庫、合わせて4棟が燃える大規模な火事がありました。
この火事で、倉庫に保管していた50トン分の食糧のほか、燃料やマットレスなどの人道支援物資が焼失したということです。
今のところ、火事の原因はわかっていません。
現地からの映像には、黒い煙とともに燃え上がる炎に向け、消火活動を行う消防隊のほか、倉庫から支援物資を持ち出す人々の姿も映っています。
中東のイエメンでは政権側と反体制派の間の内戦で、人口の4分の3に当たる2200万人が食料や医薬品の緊急援助を必要とするなど、最悪の人道危機とも言われる状態が続いています。
WFPによりますと、今回、被害に遭った倉庫はイエメン国内での人道支援の拠点の1つだということで、今後、避難民に対する食糧支給などへの悪影響が懸念されています。