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トランプ大統領に去年解任されたFBIのコミー前長官は、近く発売される回顧録の中で、トランプ大統領をマフィアのボスになぞらえて、「あらゆることでうそをつく」などと批判しています。


一方、コミー氏はおととしの大統領選挙の直前にクリントン氏のメール問題の捜査を再開したと明らかにし、クリントン氏の敗因のひとつになったとされましたが、ABCテレビのジョージ・ステファノプロス氏の単独インタビューに対して、みずからはクリントン氏が勝利すると予想し、選挙結果に正当性を持たせるためあえて事前に公表したと説明しました。


これに対しトランプ大統領は15日、ツイッターで「コミー氏はクリントン氏が勝利すると思い、判断していた。卑劣なやつだ」と批判しました。さらに「コミー氏は最悪のFBI長官として歴史に残るだろう」などと繰り返し投稿し、強く反発しました。


いわゆるロシア疑惑を捜査していたコミー氏は、トランプ大統領から元側近への捜査を中止するよう指示されたと受け止めたと議会で証言していて、双方の対立が激しくなっています。


トランプ大統領に去年解任されたFBIのコミー前長官は、近く発売される回顧録の中で、トランプ大統領をマフィアのボスになぞらえて「あらゆることで、うそをつく」などと批判しています。


さらに、15日に放送されたABCテレビのジョージ・ステファノプロス氏の単独インタビューで、トランプ大統領について「道徳的に見て大統領に不適格だ」と痛烈に批判しました。


コミー氏は去年、いわゆるロシア疑惑の捜査をめぐって、トランプ大統領から元側近への捜査を中止するよう指示されたと受け止めたと議会で証言していますが、インタビューでも「確かに司法妨害の証拠がある」と主張しました。