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日銀は黒田総裁が今月、再任されてから初めての金融政策決定会合を27日までの2日間開き、「短期金利」と「長期金利」に誘導目標を設けた大規模な金融緩和策の維持を賛成多数で決めました。


このうち短期金利は、おととし導入したマイナス金利政策を継続し、日銀が金融機関から預かる当座預金の一部に適用する金利をマイナス0.1%で据え置きます。


また、長期金利は、償還までの期間が10年の国債の利回りが0%程度で推移するよう、国債の残高が年間でおよそ80兆円増えるペースをめどに買い入れます。


これは2%の物価目標の目安としている消費者物価指数の上昇率が直近で0.9%にとどまっているためです。


日銀は市場に大量の資金を供給して物価を押し上げようと、黒田総裁のもと5年余りにわたって大規模な金融緩和を続けていますが、物価の伸びは鈍いままで、厳しい政策運営を迫られています。

#経済統計#リフレ#アベノミクス