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最高裁判所の長官は毎年、憲法記念日に合わせて会見を開いていて、ことし1月に就任した大谷直人長官は初めて臨みました。


この中で、国会などで憲法改正をめぐる議論が行われていることについて質問されると「憲法は最高規範として法の支配の基盤となっているもので、国民の目が注がれること自体は大切なことだ」と述べました。


一方で「憲法の改正は国民的な議論を深めて方向性を指し示すべき問題だ。裁判の場で最終的な憲法判断を示す最高裁判所の長が所感を述べるのは差し控えたい」として、具体的なコメントは避けました。