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委員長を辞任したのは、アメリカの人気作家で、マサチューセッツ工科大学の教授もつとめるジュノ・ディアス氏です。


ディアス氏をめぐっては、若手の女性作家が、数年前、無理やりキスをされたと訴えていて、ピュリツァー賞委員会は10日、不適切な行為をした疑いがあるとして、独立した調査を行うと発表しました。


ディアス氏は、調査に協力するとしている一方、委員長職の辞任を申し出て認められたということです。


ディアス氏は、作品が日本語にも翻訳されている人気作家で、ピュリツァー賞のフィクション部門の受賞歴もあり、先月、委員長に選ばれていました。


ピュリツァー賞ではことし、公益報道部門に、ハリウッドの大物プロデューサーによるセクハラについて報道したニューヨークタイムズなどが選ばれ、ディアス氏も委員のひとりとして選考に加わっていました。

#色地獄