大学の研究室では、面倒見が良い先生が研究テーマを与えるところもあれば、完全放置で、研究テーマを学生自身で決めるところもある。先生の指示通りにやった方が効率は良いし、成果もあがる。でもそういう学生が将来、伸びるわけでもないのが、教育の難しいところ。自力で這い上がった人の方が伸びる。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2018年5月10日
企業でも大学でも、一見優しくて面倒見が良くて、適切に指示をくれる上司や先生は危険だよ。その人の下に居る時には素晴らしい成果が出るけど、それはあなたの実力ではない。上司が履かせてくれた、ゲタの上にいるだけ。やがで一人っきりになった時、自分だけでは何もできない事を思い知る。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2018年5月10日
優秀すぎる上司も問題だ。非常に優れた上司は、大した実力もない部下でも、部下自身が素晴らしい成果を挙げたように演出する。その方が上司として評価が上がるから。悲劇は部下が、成果が自分の実力と勘違いする事から始まる。庇護していた上司が居なくなった途端、部下の実力が露呈して悲惨なことに。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2018年5月10日
企業でも教育機関でも、どれだけ手を差し伸べるか、答えの無い永遠の課題ですね。私の学生の頃は「先生や先輩が教えるのは教育的で無い。自力で学べ」だったけど、今はそれは無理でしょう。かといって、手をかけ過ぎては自立を阻む。様子を見ながら、少しずつ手を離していくしか無いのでしょうね。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2018年5月10日
自分が学部生の時には、先生や先輩から厳しく叩かれ、それに対して、全力で立ち向かっていった。企業に入って、新入社員の時もそう。あれは今から思うと、学部生や新入社員でも対等の研究者、技術者としてみなす、リスペクトだったんだな。当時は酷い人達と思ったけど。今は感謝の気持ちでいっぱい。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2018年5月10日
若い人には、厳しいことを言ってくれる優秀な先輩や上司は大切だ。パワハラ、個人攻撃はダメだけど、行為・仕事の内容への厳しい指導は貴重だ。厳しいことを言うのは、(まだ未熟な点があっても)あなたを一人前と評価しているから。できる人はダメな人に対し厳しいことを言わない。時間の無駄だから。
— 竹内健 (@kentakeuchi2003) 2018年5月10日