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タイの国家経済社会開発庁が21日発表したことし1月から3月までのGDP=国内総生産の伸び率は、年率に換算した実質で、前の年の同じ時期と比べて、4.8%のプラスとなりました。


これは、好調な海外経済に支えられて、電機や自動車などの製造業を中心に輸出が増えたことに加えて、個人消費公共投資も順調に伸びたことが主な要因で、GDPの伸び率は、この5年で最も高い水準となりました。


また、ことし1年間のGDPの伸び率の見通しも4.2%から4.7%のプラスと、高い伸びを見込んでいます。


タイ国家経済社会開発庁のウィッチャーユット副事務局長は「輸出は今後も順調に拡大し、政府支出や公共投資も好ましい状況が続くだろう」と述べ、タイ経済は好調を維持するという見方を示しました。

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