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太平洋クロマグロは資源の減少が懸念され、小型のマグロの漁獲枠を過去の平均の半分にするなど、日本を含めて国際的に資源管理が行われています。


この太平洋クロマグロの資源量の変化について、国際機関が最新の評価結果を公表し、成長した大人のマグロの資源量は過去最低水準だった2010年のおよそ1万2000トンからゆっくりと回復してきていて、2016年にはおよそ2万1000トンになったと推定されています。


また、2024年までに資源量を4万3000トンまで回復させるという目標について、98%という高い確率で達成できると予測されています。


去年の国際会議で、資源の回復状況によって各国の漁獲枠を増やすことができる仕組みを導入することで合意していることから、日本の漁獲枠が来年以降、増える可能性も出てきました。


今後、国際機関が科学的な検討を進めたうえで、ことし9月の国際会議で各国の漁獲枠を増やすかどうか議論が行われる見通しです。