北海道の3国立大が経営統合へ 生き残り図る #nhk_news https://t.co/DRZS7XIlqp
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年5月29日
29日は帯広畜産大学の奥田潔学長、小樽商科大学の和田健夫学長、それに北見工業大学の鈴木聡一郎学長の3人の学長が、札幌市で経営統合に向けた合意書を締結しました。
合意書では、3つの大学は4年後の4月を目標に新たな運営法人となる「北海道連合大学機構」を設置し、3つの国立大学法人を一つに統合するとしています。これによって経営機能や業務を集約して、人員や予算を教育や研究に重点的に配分できるということです。
具体的には、遠隔講義システムを活用したり、冬季スポーツの研究開発を合同で進めたりして連携を強化するということです。
統合されるのは運営法人のみで、3つの大学の名前や学部学科などはそのまま残すことになります。
帯広畜産大学の奥田潔学長は「全く専門性の異なる大学が経営統合することによって、北海道全体を見据えた経済・産業の発展に貢献できると考えている」と話しています。
若い世代の人口が減る中、3つの大学は4年後の統合を目標に、今後定期的に協議を進め、大学としての生き残りを図っていくことになります。
小樽、帯広、北見の国立3大学が経営統合https://t.co/Mkvfh6cEvE#北海道
— 読売新聞YOL (@Yomiuri_Online) 2018年5月30日