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これは、クドロー委員長が10日、CNNテレビのインタビューで答えたものです。


それによりますと、トランプ大統領G7サミットの首脳宣言を認めないとツイッターに書き込んだことについて、カナダのトルドー首相がサミット閉幕後の記者会見でアメリカを批判したことがきっかけだったと説明しました。


クドロー委員長は「トランプ大統領は、北朝鮮との協議に向かう途中で弱さを見せることは容認しないし、そうすべきでもない」と述べ、史上初の米朝首脳会談を前に、外交上、弱腰だと受け止められるのを避けるためだったという認識を示しました。


北朝鮮の国営メディア、朝鮮中央通信は、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長がアメリカのトランプ大統領と史上初の米朝首脳会談を行うためシンガポールを訪問したと伝えました。北朝鮮のメディアが、シンガポールで12日に米朝首脳会談が開かれると伝えたのは、これが初めてです。


さらに、会談について「新たな米朝関係を樹立し、朝鮮半島に恒久的で強固な平和体制を築くことや、朝鮮半島の非核化の実現など、共通の関心事について幅広く深く意見を交わすことになるだろう」として、朝鮮半島の非核化について協議するとしています。


北朝鮮の最高指導者が、外国の航空機を利用するのは異例のことで、写真には、タラップの上から党や軍の幹部に向かって笑顔で手を振るキム委員長のうしろに、機体に描かれた中国の国旗が大きく写っています。


史上初の米朝首脳会談を控えて、キム委員長は、わずか1か月余りの間に2度、中国の習近平国家主席と首脳会談を行うなど、中朝関係の強化を図っています。


キム委員長としては、トランプ大統領との会談を前に、後ろ盾である中国から強力な後押しを受けていると印象づけ、交渉を有利に運びたい思惑もあるとみられます。


一方、キム委員長の専用機である旧ソビエト製のジェット旅客機、イリューシン62型は、1993年に生産が終了し老朽化が指摘されていて、キム委員長の移動の安全を最優先に考慮した可能性もあります。


11日の記者会見で耿報道官は「北朝鮮の要求に応じて、中国民用航空局が、代表団がシンガポールに向かうために関係するサービスを提供した」と説明。


さらに、記者から、チャーター機の利用について中国と北朝鮮のどちらが費用を負担したのかなどと問われると「私が話せることはすでに話した」と述べるにとどまり、詳細は明らかにしませんでした。


一方、12日に行われる米朝首脳会談について、耿報道官は「会談が順調に行われ、積極的な成果が得られ、朝鮮半島の非核化と、政治的な解決を実現するために前進するよう望む」と述べて期待を示しました。


マレーシアでは先月行われた議会選挙で92歳のマハティール氏が、世界でもほとんど例がない90代の国家指導者として再び首相に就任し、就任後、初めての外国訪問として日本を訪れています。


11日都内で講演し「日本からは、投資だけでなく国を発展させる方法や文化を受け入れたい。日本の品質を重視する姿勢、勤勉さなどの文化を今後も学んでいきたい」と述べ、自身がおよそ30年前に掲げた日本から先進的な工業技術や勤労精神を学ぼうという「ルックイースト政策」を改めて掲げる姿勢を示しました。


その一方で、マハティール首相は日本など11か国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定について「完全に反対するわけではないが再交渉をする必要があると考えている。マレーシアのような小さな国が経済大国と平等に競争できる環境が必要だ」と述べ、前の政権が参加を決めたTPP協定について慎重な考えを示しました。

#TPP


アメリカのトランプ大統領は、12日のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談を前に11日、開催地シンガポールのリー・シェンロン首相と会談しました。


シンガポールは、米朝首脳会談の実現に向け、日本円でおよそ16億円を支出し、厳重な警備態勢をとるとともに世界各国から大挙した取材陣の作業拠点を整備し支援しています。


これを受けてトランプ大統領は、会談後に行われたリー首相との昼食会の冒頭、「首相の友情にとても感謝している」と述べて謝意を示しました。


また、リー首相も「トランプ大統領といい話し合いができた」と述べました。


一方、米朝双方で事前協議を担ってきたアメリカのソン・キム駐フィリピン大使率いる代表団と、北朝鮮外務省でアメリカを担当するチェ・ソニ次官らは、日本時間の午前11時からおよそ2時間にわたって詰めの協議を行いました。


この協議について、トランプ大統領とともにシンガポールを訪れているポンペイ国務長官は「実質的で詳細な会議だった」としており、12日の首脳会談に向けどこまで具体的な議論があったのかも注目されます。

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アメリカのポンペイ国務長官は11日午後に声明を発表し「トランプ大統領アメリカのチームは、あすの首脳会談を楽しみにしている。きょう午前の協議も含めて実質的かつ詳細な協議を北朝鮮側と行った」としています。


そのうえで「トランプ大統領は、あすのキム委員長との会談に向けて準備万全だ。アメリカの立場は明確で変わっていない」として北朝鮮の非核化を目指す立場に変わりはないとしています。


ポンペオ国務長官「実務者協議は午後も行われ今も続いている。論理的な解決に向け、かなり早い調整が行われる見通し」


この中でポンペオ長官はシンガポールで行われている米朝の実務者協議で「急速な進展があった」と明らかにした。


また「想像していたより早く結論に達する」とも述べ、15時間後に迫った米朝首脳会談について楽観的な見通しを示した上で「平和のミッションだ」と強調した。


さらに、「北朝鮮は非核化したいと思っており、あすの会談ではそれを確かめたい」と述べた。


韓国大統領府の発表によりますと、トランプ大統領ムン・ジェイン大統領は、12日の米朝首脳会談に先立って、日本時間の11日午後4時半からおよそ40分間、電話で会談しました。


この中でムン大統領は「あすの歴史的な米朝首脳会談の開催は、トランプ大統領の勇気ある決断と強力な指導力のおかげだ」とたたえました。


これに対しトランプ大統領は「会談で奇跡のような成果を出したい」と述べたうえで、これまでの米朝間の協議の内容について、ムン大統領に説明したということです。


またトランプ大統領は、米朝首脳会談後にポンペイ国務省官を韓国に派遣して会談の結果を詳しく説明するとともに、今後の米韓両国の連携について協議することを伝えたということです。


史上初の米朝首脳会談を12日に控えて、日本政府はトランプ大統領をはじめアメリカ政府の関係者が宿泊するシンガポール中心部のホテル内に連絡室を設置し、情報収集を進めています。


連絡室には、現地に派遣されている谷内国家安全保障局長や外務省の金杉アジア大洋州局長らが、頻繁に出入りする様子が確認できます。


米朝首脳会談についてイラン外務省の報道官は記者会見で「アメリカ政府のふるまいを楽観視することはできない。北朝鮮政府は十分に警戒すべきだ」と述べ北朝鮮側に注意して会談に臨むべきだと呼びかけました。