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アメリカのマクドナルドは15日、プラスチック製ストローの問題に世界的に取り組むとして、イギリスとアイルランドにある1361のすべての店舗で、ことし9月から紙でできたストローへの切り替えを始め、来年の終わりまでにプラスチック製ストローの提供を全面的にやめると発表しました。


また、およそ1万4000店舗を展開する最大市場のアメリカをはじめ、フランス、オーストラリアなどでも年内に一部の店舗で試験的にプラスチック製ストローの提供をやめ、ほかの材料のストローに切り替えるとしています。


さらにマレーシアでは顧客から要望があった場合のみ、ストローを提供するということです。


マクドナルドのプラスチック製ストローをめぐっては、先月開かれた株主総会で提供をやめるよう求める提案が株主から出されましたが、認められませんでした。


しかし、プラスチック製ストローは小さすぎてリサイクルがほとんど進まず、海洋汚染などにつながっているという声が世界的に強まっていることから、マクドナルドは対応に踏み切ったとみられます。

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