トランプ大統領の選対本部の元幹部 保釈取り消し #nhk_news https://t.co/QopPI9kFjn
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月16日
おととしの大統領選挙で、トランプ大統領の選挙対策本部の幹部をつとめたマナフォート被告は去年10月、ロシア疑惑をめぐってマネーロンダリングなどの罪で起訴されています。
そして今月、マナフォート被告は、裁判でみずからに有利な証言をするよう関係者に働きかけたとして、司法妨害などの罪で追起訴されました。
これを受けて、ワシントンの連邦地方裁判所は15日、「信頼を裏切った」として保釈を取り消す決定をしました。
アメリカのメディアによりますと、マナフォート被告は拘束され、施設に収容されたということです。
これについて、トランプ大統領はツイッターに、「なんとひどい決定だ。コミーやいかさまクリントンはどうなんだ。本当に不公平だ」と書き込んで、ロシア疑惑の捜査を担当しみずからが解任したFBIのコミー前長官や民主党のクリントン氏を引きあいに出して、不当な決定だと主張しました。
マナフォート被告をめぐっては、大統領選挙中にトランプ大統領の長男らとともに、ロシア人の弁護士と面会していたことが明らかになるなど、ロシア疑惑解明のカギを握る人物の1人ともみられていて、今後の捜査の行方に関心が集まっています。